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湯河原・幕山の梅林
天気予報で3月中旬、下旬の暖かさになりそうと聞いてじっとしておられず、歩いてみることにしました。 梅の山に入る前に湯河原駅からまわり道をしていったん海岸に出ました。 春霞にけむる伊豆大島と初島の間に利島が浮かんでいました。 吉浜からいよいよ山側に向けてのぼりはじめると、相模湾を背景にみずみずしい夏みかんと紅梅、白梅、そしてところどころにはヒカンサクラや河津ザクラの明るいピンク、さらにはミモザの鮮やかな黄色と、まさに春爛漫といった趣でした。 バスの通らないこの山沿いの路をゆっくりと行き、やっと幕山公園にたどり着いたときには息を呑みました。 山の斜面をパステルのようなやわらかい色が埋めているのです。 秋の「錦」に対して、春のこの色模様をなんと表現したらよいのでしょう。 ちょっときつい傾斜ですが幕山の登山道を途中まで登って、上からのこの4000本の梅林を見下ろしたときの美しさを筆舌にあらわすことは難しいことです。 充分に表現できているとはとてもいえませんが下の写真をご覧ください。 帰りは、新崎川の反対側にあるバス通りを歩いて駅に戻りました。 この日のビールの味は格別でした。 |
概略地図とウォーキングのルートについてはこちらをご覧ください |
幕山に向かう路沿いの梅ノ木で蜜を吸うメジロたち |
幕山近くの小さな林
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