開始日時 | 2008/11/29 09:01:07 | 終了日時 | 2008/11/29 17:14:33 |
水平距離 | 23.61km | 沿面距離 | 23.96km |
経過時間 | 8時間13分26秒 | 移動時間 | 5時間58分13秒 |
全体平均速度 | 2.91km/h | 移動平均速度 | 3.88km/h |
最高速度 | 11.89km/h | 昇降量合計 | 974m |
総上昇量 | 478m | 総下降量 | 496m |
最高高度 | 277m | 最低高度 | 90m |
地点名 | 通過時刻 移動時間 | 積算距離 区間距離 | 平均速度 | 標高 獲得標高 | 平均勾配 |
---|---|---|---|---|---|
START | 09:01:07 | 0.00km | 116m | ||
00:02:14 | 0.09km | 2.2km/h | ↑0m ↓0m | 0.00% | |
関ヶ原駅 | 09:05:26 | 0.09km | 119m | ||
01:07:38 | 4.50km | 3.9km/h | ↑202m ↓174m | 0.64% | |
美濃最後の今須宿 | 10:42:33 | 4.60km | 149m | ||
01:05:20 | 3.89km | 3.4km/h | ↑63m ↓45m | 0.47% | |
柏原宿の美しい町並み | 12:10:12 | 8.48km | 178m | ||
01:26:43 | 5.66km | 3.8km/h | ↑49m ↓84m | -0.63% | |
醒井宿本陣 | 14:16:42 | 14.14km | 122m | ||
00:55:17 | 4.17km | 4.4km/h | ↑56m ↓58m | -0.05% | |
番場宿 | 15:31:42 | 18.31km | 111m | ||
01:18:58 | 5.46km | 4.1km/h | ↑123m ↓121m | 0.04% | |
鳥居本宿到着 | 16:55:06 | 23.78km | 101m | ||
00:02:03 | 0.18km | 2.9km/h | ↑0m ↓0m | 0.00% | |
GOAL | 17:14:33 | 23.96km | 102m |
2008/11/29 09:05:26
4時起きで、新幹線、名古屋から東海道在来線
と乗り継いで関ヶ原駅に着いた。今回のスタート
地点である。駅の売店に、おにぎりがなく、近くの
スーパーの棚にも並んではいない。聞いたら、握っ
てあげますよ、とのこと。鮭と貝で作ってもらった。
非常用のつもりだったが、結局、途中に食事
できる店はなく、このおにぎりが貴重な昼食であり
、エネルギー源となった
2008/11/29 09:20:30
関ヶ原駅から中山道に出て少々行ったところ
で、右手の北国脇往還を見た写真である。
つき当りの八幡神社あたりに関ヶ原宿本陣
があった。この道が関ヶ原合戦場を貫いて
米原からの北国街道につながる
2008/11/29 09:29:42
関ヶ原の戦いの跡がいたるところにある。
前回、駅の北にある東首塚を見たが、
中山道沿いにも、この西首塚がある
2008/11/29 09:47:45
関ヶ原合戦の930年前にあった天下分け目の戦
い、壬申の乱(673)では、この藤古川をはさんで
東軍(大海人皇子)と西軍(大友皇子)がにらみ
合ったすえ、熾烈な戦いとなった
2008/11/29 10:42:33
今須宿は、美濃中山道の最後の宿である。
まもなく国境を越えて近江に入る
2008/11/29 11:17:47
この細い溝が昔から国境だった。溝をはさん
で番所や旅籠があり、寝ながら壁越しに隣
の国の人と話ができたので、この「寝物語」
の名がついたという。源義朝を追ってきた常
盤御前が夜更けに隣り宿の話し声から家
来と気づいて奇遇を喜んだ、などいろいろな
伝説がある。江戸時代、ここを境に、東で
は金本位制、西は銀本位制であったし、
今も、企業活動の東西の境界線となって
いるという
2008/11/29 11:31:54
近江に入ると、とたんにベンガラ塗が現れ
て、都の香りを感ずる。街道の並木もめ
ずらしい楓であり、今、美しく紅葉してい
る。もっとも、もともとは松並木だったが、
明治のころに楓並木にしたという
2008/11/29 12:10:12
近江の最初の宿、柏原は伊吹艾(もぐさ)で
有名である。数十軒の艾屋があった。今、
「亀屋左京」一軒が残る。広重の柏原図は
この店であり、そこにも描かれた「福助」の大
きな人形が店の奥に置かれていた。連子格
子が続く、たいへん味のある街並みである
2008/11/29 13:33:29
柏原の宿を出ると、再び楓並木が燃えてい
る。のどかな街道である。「たくさん実りまし
た。小さいですがご自由にお持ち帰りくださ
い」と書き添えられて、柿が道端に置かれ
ていた。そそられたが、皮をむくナイフも持って
いないし、遅れ気味なので残念ながら味わ
えなかった
2008/11/29 14:15:27
醒井宿を流れる地蔵川は、澄んだ水にバイ
カモがそよぎ、ハリオという名の冷水に住む
珍しい魚もいるらしい。この川に降りる石の
階段がいたるところにあり、澄んだ流れを生
活に利用してきた雰囲気が実にすばらしい。
意表を突かれた美しさである
2008/11/29 14:16:42
料亭「本陣樋口山」が醒井本陣跡である。澄
んだ居醒の清水に覆いかぶさる見事な紅葉に
はじまり、ここを源とする地蔵川が、宿場の雰
囲気の中心である。
2008/11/29 15:24:41
番場宿が近付いてきたころ、雨になった。
2008/11/29 15:31:42
中山道62番目の宿である。現在は米原市に
入っている。本陣跡の手前に右に行く道があり
、「米原道」と彫られた石の道標が立っている
2008/11/29 16:21:19
雨の峠道を登ったが、頂上に着くころ晴れて
夕焼けとなった。この峠を越えるといよいよ
琵琶湖に出ることになる。左上に見えるのが、
茶屋本陣「望湖堂」である。和宮も明治
天皇もここで休ん
だという。この茶屋からは琵琶湖が見えるら
しいが、昔と違ってはるか遠くにあり、中山
道からは見ることができなかった。
2008/11/29 16:32:28
雨上がりの下り道は快適である
2008/11/29 16:47:48
300年以上も赤玉を売っている店である。参勤
交代の大名や旅人が、道中用の胃腸薬として
重用されたという。建物は宝暦年間というから、
250年以上前に建てられたものだ。
鳥居本は道中合羽の名産地である。夕闇の
迫るころ、現代の道中合羽を着て、この合羽の
町に到着した
2008/11/29 16:55:06
ここが、本日の終点である。右に近江鉄道の
鳥居本駅がある