電子国土地図上に計画ルートとGPSの歩行軌跡を同時掲載
寄り道や間違い道がひとめで分かる
        
2011年12月29日追記> 
 (注)電子国土地図を開くとき、
    ・「コンピューターに負担がかかるため中止するか」との意味のメッセージが出て地図を
      開けない (その場合「いいえ」をクリックすると読み込みが進んで開けることが
      あります)
    ・地図の下にある「印刷する」でプリントすると、ルートのラインがプリントできない
     または乱れる
   等の現象が出ることがあります。
   その場合は、電子国土のVersion 1 のプラグイン版に変更すると解決できる可能性があり
   ます。 電子国土ポータルで使用バージョンの確認とプラグインのインストールを試みてく
   ださい。バージョンを意識しないでご覧の場合は、非プラグインのVersion 2 で表示されて
   いるはずです。

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<2010年5月掲載
 この街道歩きのページでは、旧中山道歩きからルートマップを掲載してきました。GPSの軌跡データを利用してGooglemap上に重ねたものです。 ルート上の写真やトピックスを見ていただくため、今後も続けるつもりですが、今回から新技術を使った地図も併せて掲載することにしました。

 国土地理院による電子国土WEBシステムの利用です。 ゆっくり・きょろきょろ旧 街道歩きでは、 このシステムによって、例えば2万5千分の1の詳細な地図上に、街道歩きの計画ルートやGPSによる歩行軌跡をシームレスで上乗せして、WEBに掲載することができるようになりました。 これによって、意識的に寄り道したり、道を間違えたところが一目瞭然となります。 自分自身の記録として充実できるほか、これから歩く方の参考にもなるのではないかと思われます。

   ページに出てくる をクリックすると、別ページが開いて上記の地図が表示されます。 もともと計画したルート (すなわち、各県の教育委員会資料等から読み取って記入したルート) を青ラインで表示し、GPS記録による、実際に歩いた軌跡は赤ラインで表しています。 クリックで出る画面は、その日のスタート地点ですが、 「寄り道」 や 「間違い道」 があった部分には赤い文字で注記をしました。 地図を囲む矢印ボタンを押せば、地図はどこまででもシームレスに移動できます。 また、地図の上部にある+ボタン、-ボタンで縮尺も変えられます。

(注) 計画ルートは、旧北陸道のルートを、原則として各県の教育委員会調査報告書 (<旅の資料> 北国街道・北陸道編 参照) から読み取って入力したものです。 現在ある道路と一致しなかったり、読み取れないところもあったため、適宜、近傍の道路に設定しました。 なお、入力間違いもあるかもしれません。 これらの点をご了解ください。
 
 このシステムは、立ち上がってまだ数年であり、現在、改良やバグの修正が行われているようですが、最低限度の内容で掲載することにしました。 この地図をつくる仕組みは、まず、計画したルートとGPSのトラックデータをカシミールで処理してGPXファイルに保存しました。 そのデータを、電子国土WEBシステムが地図上に表示することのできるJSGI 形式に変換して、WEB上で呼び出したときに下地の地図に重ね合わせて表示するよう設定したものです。

 この地図ページの作成に当たっては、電子国土WEBシステム上にあるプログラムと、関連する各種マニュアルや解説、サンプルを利用しました。 さらに、WEB掲載のために、いつもお世話になっているカシミールに加え、あにねこ氏の「電子国土Webシステムを利用したGPSログ表示」から、GPSデータを電子国土地図に上乗せするための変換ソフトと関連ソフト類、また、それらを実行するためのガイドも使わせていただきました。 感謝申し上げます。 

 
(例) 高田から青海までの計画ルートと歩行軌跡の詳細マップです。春日山への寄り道の記録も記載しています